楽天カードの締め日はいつ?引き落とし日や再引き落としと合わせて解説!

基本ポイント還元率が1.0%でお得にポイントが貯められ、さらに会員限定で行われるキャンペーンではポイントが倍増されたり、お得に買い物ができたりする楽天カード。

つい買い物し過ぎてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。

そんなお得な楽天カードですが、確認しておきたいのがカード利用の締め日と引き落とし日。

利用金額が支払えずに遅延・延滞になると支払い手数料が付くだけでなく、最悪の場合カードの強制解約のペナルティが付くことも。

そうならないためにも、締め日・引き落とし日を前もって確認しておきましょう。

■楽天カードの締め日は月末締め

まずは楽天カードの締め日とカード利用額の確認方法についてご紹介します。

楽天カードの毎月の締め日は月末となっています。後程、説明しますが口座引き落とし日の前日までに口座預金残高の確認を忘れずに行いましょう。

楽天市場のカード利用締め日は毎月25日なのでご注意を!

ここで1点注意しておきたいのが、楽天市場のカード利用締め日。

通常では、楽天カードの締め日は月末となっていますが、楽天市場の利用に限っては毎月25日となっています。

26日~月末に楽天市場でカードを利用した際は、翌々月の請求となるのでご注意ください。

▽毎月の請求額は会員専用サイトで確認できる

楽天カードの毎月の請求額は楽天会員専用サイト楽天e-NAVI「ご利用明細」ページより確認することができます。

毎月のカード請求額決定のスケジュールは、以下のようになっています。

・毎月12日…仮確定
・毎月15日または20日…請求額確定

請求額の決定がどちらの日になるのかは、カード申込時に登録した金融機関により異なります。

また、請求額確定前でも楽天e-NAVI「ご利用明細」ページでは、現時点でのカード利用合計額が掲載されているので、使い過ぎが心配な人は随時チェックしましょう。

コンビニ・現金振り込みで支払いをする場合

楽天カード利用額は口座振替での支払いが基本です。ですが、楽天カード申込時に金融機関の登録は必須ではなくカードが届いてから登録することもできます。

その際は、金融機関の登録が完了するまでコンビニ払い用の請求書が毎月自宅に届きます。コンビニ・現金振り込みで支払いをする場合は毎月10日に請求額が決定しますよ。

ですが、コンビニ・銀行振込には以下のデメリットがあります。

《コンビニ・銀行振込のデメリット》
・コンビニや銀行に行く手間がかかる
・支払い期日に間に合わず延滞してしまう危険がある
・支払い用紙の発行に毎月82円の手数料がかかる

楽天カードの支払いを口座振替にすれば手数料もかからず、毎月決まった日に引き落としされるので、支払い延滞の危険も避けることができます。

楽天カードを申込んでまだ金融機関の登録が完了していない方は早めの手続きをおすすめします。

▽楽天ポイントはいつ付与されるの?

通常、クレジットカードのポイント付与は請求額の支払いが済んだ後になります。

ですが、楽天ポイントは、請求額が確定する毎月15日前後。引き落とし日より前にポイントが付与される仕組みになっています。

これは他のクレジットカードにはない魅力的なサービスですよね。

引き落とし日よりも先にポイントが付与されるので、欲しいものがあった場合は、引き落とし日を待たずにポイントを使ってお得に買い物をすることができますよ。

■楽天カードの引き落とし日

毎月月末がカード利用締め日である楽天カード。では引き落とし日はいつになるのでしょうか?

▽楽天カード引き落とし日は翌月27日

楽天カード利用請求額の引き落としは、毎月27日と決まっています。ただし、口座振替に指定している金融機関が休みの時は翌営業日となります。

楽天カードの利用から口座引き落としまでのスケジュール

楽天カードの利用から口座引き落としまでのスケジュールを以下にまとめました。

このスケジュールを事前にしっかりと確認して、支払いの延滞がないようにしていきましょう。

《3月に楽天カードを利用した場合のスケジュール》

日付 内容
3/25 楽天市場でのカード利用締め日
3/31 楽天カード利用締め日
4/10 コンビニ支払い・現金振り込みの請求額確定
4/12 3月分楽天カード利用請求額の仮確定(も楽天e-NAVI「ご利用明細」ページで確認)
4/15日前後 楽天ポイントの付与
4/15または4/20 3月分楽天カード利用請求額の確定
4/27 3月分のカード利用請求額引き落とし

▽口座引き落とし日までにお金が準備できない場合は20日までに支払い変更を

カードを利用した時点では、一括支払いをする予定だったけれども、カードの使い過ぎで引き落とし日までにお金が準備できない!ということもあるかと思います。

そんなピンチの時に使えるのが、以下の支払い方法です。

・あとから分割払い
・あとからリボ払い

毎月20日までであれば、楽天e-NAVI「ご利用明細」ページで支払い方法の変更をすることができます。

カード利用金額とは別に支払い手数料はかかってしまいますが、この方法を選択すればひとまずは支払い延滞のペナルティから逃れることができますよ。

●あとから分割払い・あとからリボ払いの利用方法と支払い開始日

あとから分割払い・あとからリボ払いの利用方法は以下の手順で簡単にすることができます。

《あとから分割払いの利用方法》
1.楽天カードでショッピング。1回払いを選択する。

2.楽天e-NAVI「ご利用明細」ページから、変更したい利用分の支払い方法を1回払いから「あとから分割払い」または「あとからリボ払い」に変更

3.[分割支払いを選択]…翌月または翌々月から分割回数に応じて支払いを開始(支払い回数は3回以上になる)
[リボ払いを選択]…翌月または翌々月から設定した金額の支払いを開始

支払い方法は最長20日まで変更可能ですが、支払い変更手続きをした日によって、支払い開始日が異なりますのでご注意ください。

《3月に楽天カードを利用した場合の支払い開始日》

・3月1日~4月5日までに分割払い変更…4月27日
・4月6日~4月20日までに分割払い変更…5月27日

このように支払い方法の変更日によって、支払い開始日が1ヶ月ずれます。なお、支払い手数料は分割払い、リボ払いそれぞれ異なります。詳しくは以下のページをご確認ください。

《分割払いの支払方法》
https://www.rakuten-card.co.jp/service/payment/easy/

《リボ払いの支払方法》
https://www.rakuten-card.co.jp/service/payment/revo_01/

■残高不足の場合は再引き落としもある(大見出し)

「引き落とし日に金融機関の預金残高が足りず、カードの引き落としができてなかった!」誰しも一度はこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか?

私も過去に一度、別のクレジットカードの引き落とし日に預金残高が足りずに引き落としができず、数日後にその事実を知り慌てて問い合わせの電話をした経験があります。

そのときは後日、カード会社の再引き落としによって無事にお金を納めることができましたが、支払いの延滞は精神的につらいものですよね。

楽天カードにも残高不足で引き落としができなかったお客様のために最大5回の再引き落とし日が設定されています。

ただ、再引き落としにはいくつか留意事項がありますので、ここでしっかりと確認して万が一に備えておきましょう。

▽引き落としができなかった場合の支払い方法

金融機関の預金残高が足りずに引き落としができないと、すぐにカードの解約措置が取られてしまうのではないかと心配になりますよね。

楽天カードでは、27日の引き落としに間に合わなかった場合、その次の日からカード利用の停止の措置がとられますが、支払期日までに以下の方法で支払えばカードの利用を再開することができます。

《27日に引き落としができなかった場合の支払い方法》

1.最大5回の再引き落としで支払う
2.ナビダイヤルに電話して指定口座に振り込む
3.コンビニ支払いを行う
4.訪問集金にて支払う

それでは、それぞれの支払い方法について確認していきましょう。

【支払い方法1】再引き落としで支払う

楽天銀行では、27日の引き落とし日に預金残高が足りずに支払いができなかったお客様のために、最大5回の再引き落としを実施しています。

再引き落とし日の最終日までに金融機関の預金残高を補充しておけば、楽天に連絡をすることなく支払いを済ませることができますよ。

ですが、再引き落としができる金融機関は以下の金融機関に限られていますのでご注意ください。

《再引き落としに対応している金融機関一覧》

楽天銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、北海道銀行、北陸銀行、横浜銀行、千葉銀行、広島銀行、福岡銀行、熊本銀行、親和銀行、常陽銀行、肥後銀行、八十二銀行、ゆうちょ銀行

また、再引き落としのスケジュールは以下のようになっていますので、しっかりと確認しておきましょう。

《再引き落としのスケジュール【例…平成30年4月27日引き落としの場合】》

再引き落としの回数 再引き落とし日 備考
1回目 4月27日の20時 楽天銀行のみ実施
2回目 5月1日(1営業日目)
3回目 5月2日(2営業日目)
4回目 5月7日(3営業日目)
5回目 5月8日(4営業日目)

4月は、再引き落とし日がゴールデンウィークに差し掛かるので通常よりも再引き落とし期間が長くなっています。

ここで注意していただきたいのがゆうちょ銀行を指定口座にしている方。

ゆうちょ銀行の場合、1~3営業日目には再引き落としはなく、最終日の4営業日目のみ再引き落としが実施されます。

また、再引き落としで支払いを行った場合、216円の手数料が発生しますので覚えておきましょう。

●【支払い方法2】銀行振込で支払いをする

楽天カードの指定口座が再引き落としできない金融機関だったという方も中にはいるでしょう。

その場合は、27日以降の支払いができずにカードを強制解約されてしまうのでしょうか。

いえいえ、ご安心ください。その場合は銀行振り込みによって支払いをすることで強制解約などのペナルティを阻止することができますよ。

ですが、引き落とし日の27日以降に銀行振込をする場合、会員毎に振込先が異なりますので、以下の2つの方法で振込先を確認しましょう。

1.自動音声専用ダイヤルの利用

27日の引き落とし日から翌月10日までにかぎり、自動音声専用ダイヤルにて、振込口座と振込金額の確認をすることができます。

本人確認のため、カード番号が必要となりますので、手元に楽天カードを用意してから以下の電話番号に連絡をしましょう。

[電話番号]0120-30-6910

自動音声専用ダイヤルは24時間対応していますので、引き落としができなかったことが分かった時点で早めに電話すると良いでしょう。

2.楽天e-NAVIの利用

引き落とし日から最短で2営業日~最大5営業日以降になると、楽天e-NAVIのページの上部に青色のリンクバーが表示されます。

このリンクバーをクリックすると、銀行振込用の口座番号が表示されます。

●【支払い方法3】コンビニ支払いを行う

楽天カードは、27日の引き落としができずさらに再引き落としの期日が過ぎると会員に支払いを催促するハガキが送付されます。

このハガキには支払いを早急にして欲しいという内容の文面とコンビニエンスストアで支払可能な振込依頼のバーコードが添付されています。

内容を確認し、早急に最寄りのコンビニエンスストアで支払いをしましょう。

なお、コンビニ振込依頼書で支払いを行う場合、手数料として216円取られますのでご注意を。

●【支払い方法4】訪問集金にて支払う

これはめったにないことですが、楽天カード規約には支払い期日が過ぎても支払いがない場合、楽天社員が会員の自宅まで訪問して、集金を行うことがあるようです。

実際にこのような体験をされた方が周りにいないので、定かではありませんが楽天カード規約にはこの訪問集金のことが明記されています。

引用─────

カード規約 第16条(費用等の負担)

3.会員は、カード利用による支払金の支払延滞等、会員の責めに帰すべき事由により当社が訪問集金した場合には、訪問集金費用として訪問回数1回につき1,000円(消費税別)を別に支払うものとします。

─────

楽天の社員が集金に来るとなると精神的に辛いのはもちろんのこと、手数料として1080円(税込)支払わなくてはなりません。

そうならないためにも引き落とし日以降の支払いはできるだけ早めに行いましょう。

▽楽天カードの支払いをしなかったらどうなるの?

先程も説明しましたが、毎月27日の引き落とし日にカードの利用額の支払いができなかった場合、その次の日から楽天カードの利用ができなくなります。

支払いが確認できればカード利用は再開されますが、もし支払いができなかった場合、利用停止以外に会員にどのようなペナルティが課されるのでしょうか。

●引き落とし日以降の支払いには遅延損害金が付く

27日の引き落としに間に合わずに後日、カードの支払いを行う場合、カードの利用額に遅延損害金の支払いが加算されます。

また、支払い手数料もとられるので、1日でも遅延すると、

  • カードの利用料金+遅延損害金+支払い手数料(216円~1080円)

を支払わなければなりません。せっかくお得に買い物をしたのに、これらの罰金が加算されると損してしまいますよね。

なお、遅延損害金の利率は、ショッピングの場合年率14.6%、キャッシングの場合年率20%になります。分かりやすいように以下に例を挙げてみました。

【例】10万円のカード利用料金を1ヶ月(30日間)延滞した場合のそれぞれの遅延損害金
・ショッピングの場合
10万円 × 0.146(14.6%)÷ 365日 × 30日 = 1,200円

・キャッシングの場合
10万円 × 0.2(20%)÷ 365日 × 30日 = 1,643円

1ヶ月延滞しただけでも約1,500円~2,000円の遅延損害金がかかってしまいます。大事なお金を無駄にしないためにも、楽天カードの利用は計画的にしていきたいものです。

●引き落とし日から早くて約1か月後、遅くても3カ月以内に楽天カードの強制解約

一般的にクレジットカードの支払いを延滞し、3カ月が経つとカード会社は会員の強制解約の措置をとります。

楽天カードも会員がカード利用額の支払いを行わなかった場合、この措置をとりますが、気を付けたいのが支払い遅延から強制解約までの期間が他のクレジットカードよりも短いこと。

早いと1ヶ月でカードの強制解約に踏み切ります。

楽天カードの強制解約の措置が取られると、以下のことが起こります。

【強制解約の後に待っているもの】

・リボ払い、分割払いを含めカード利用残高を一括で支払わなければならない
・信用情報機関に負の情報が記録され、今後5年間ローンや携帯機器の分割支払いができなくなる
・楽天カードに再入会できなくなる
・強制解約後も支払いをしない場合、楽天が法的措置を取り財産を差し押さえられる

これらを見ているだけで鳥肌が立ってしまいますよね。さすがにここまで支払いを延滞する方はなかなかいないと思いますが、万が一支払いが延滞してしまった場合は、最悪のことを想定して早めに支払いを済ませるようにしましょう。

まとめ

楽天カードの締め日、引き落とし日、延滞してしまったときの支払い方法についてまとめました。

楽天カードは入会条件が他のクレジットカードよりも広い反面、支払い期日を1日でも過ぎると利用停止の措置がとられる他、ひどい場合は強制解約などの厳しい措置が会員に課せられます。

少し極端な話ですが、クレジットカード利用料金の延滞は商品だけ受け取って料金を支払っていない状態なので、万引きと同じで犯罪行為になります。

延滞が分かった時点で早めに支払いを済ませるようにしましょう。

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